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2012年 04月 24日
三日前の夕食は何だった?と聞かれてすぐに思い出せません。これが半年前のことになると、、細かなことは無理としてざっくりとは思い出すものです。
2011年9月の旅の行き先はフィンランド・スウェーデンでした。帰国早々意外に早く第一報・号外編”きのことベリー摘み”(2011年9月20日)を書いたまでは順調でしたが。秋と冬、春になって3人合わせた山ほどの画像整理をしつつようやく本編に入ります。こうなるともう旅の記録というより旅の記憶。 ざっくり&ぼんやりな文(失礼!)と、作品写真たっぷりでご覧ください。 1. VAV 2011 BORAS(SWEDEN) 旅の第一目的はスウェーデン・ボラスで開催のVAVメッセ見学でした。 スウェーデン織物協会と関連団体によって3年に一度開催されるVAV(フェア、見本市)は開催地も毎回変わり、2011年の第12回目はスウェーデン南部の人口約10万人の町ボラス(BORAS)でした。ボラスは世界的なカーメーカーVOLVOの本拠地ヨーテボリから車で1時間ほどにある美しい町。(どの町も美しかった、、)会期中の9月15日から17日の3日間は、AHAGA(旧鉄道車両資料館兼文化催事場)がVAV会場で、ほか市内の各所で展示会やワークショップが開かれていました。 VAV2011ポスターが貼られたAGAHA入り口 織糸は編糸になり、編糸は織糸になり、、。スウェーデン国内外から集まった作家、商店、会社のブースは70余りでそのほとんどは織糸とその作品でしたが、手編みにいい糸がいっぱいありました。VAVの来場者のほとんどは個人の愛好者やグループ、個人経営者で、いかにもビジネスでやってきたという人はほとんどいませんでした。そのせいか、ブースの前のデモンストレーションを熱心に覗き込む人たち、作家を囲んで質問する人の輪、お気に入りを見つけてお買物一筋な人などなど、開場はのんびり、ほのぼのとした雰囲気でした。 このブースは織糸からざっくり極太手編み糸までありました たまーに小物 織りは奥が深い、、、 Textile Museumの展示作品 館内には現在ヨーロッパで活動する作家たちの作品を展示していました。 作品の中には、これ織ってる?という凝った作品、いろいろな素材を取り入れたユニークな作品があり一気にたくさん見て、満腹状態になりました。織をする人なら作品を通して共有できることがあって楽しいだろうと思いました。糸から生地に仕上げる織りと編み、旅の間、ホテルや家庭の中のあちこちで効果的に配されていた織作品(製品)をよく目にしました。 次のVAVは2014年、ダーラナ地方で開催されると伺いました。
by roomamie
| 2012-04-24 11:14
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