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2013年 07月 23日
”この休暇はいつもより多いメンバーでイギリス湖水地方で開催のウールフェスタに出かけました。その後”一町一店”あるでしょう、、と南下しながら糸屋探しをするも、、。やはり糸屋はメインストリートになく一つ奥の通りとか路地裏にあるのか、さっぱり出会いがありませんでした。さすがに地方都市を歩くとマーケット近くでこんな看板を見つけて嬉々となります。 今回の旅はウールフェスタ見学の後は思いのほかアクティビティで野原を歩き回り糸の元となる羊にはこれでもかっ!というほど遭遇しました。 以上は先日HPトップページの抜粋ですが、ざっくり全体をまとめて、これ以上に書くことはないかも、なんて思っていました。6月下旬に開催のWoolFestを目指してニット周りの雑貨を求めて向かった私ですが、そのほうは思うようには行きませんでしたが、イギリスの6月はベストシーズンで湖水地方やコッツウォルズの森の緑やバラ、多くの花を楽しんだ旅でした。 上写真はイギリス北東の地方都市ニューキャッスルのマーケット街にある糸屋、到着の翌日にこの看板を見つけた時には、行く先々でいろんな糸屋があるかと期待したものです、、。この店の商品はほとんどがリーズナブルで化繊混紡の糸が多く、ソックヤーンもありましたが、Rowanはなかった。おもしろいボタンを見つけて少し買いました。ここでさすがだと感心したのは、スタッフの女性たちが、一人はトマトレッド、もう一人はピンクの凝った模様編みのカーディガンやセーターを編んでかっこよく着こなしていたことです。とても棚の糸と同じに見えません。また店は私がいる間も人が途絶えることなくやってきては、お目当てのものをさっと買って出ていく-繁盛店でした。 WoolFest会場の入り口 館内の壁に飾られたフェルト作品は、このほかはらぺこ青虫や、赤ずきんちゃんなど絵本をもとに作られてました。 会場内にはこんなブースも、、。 私が出かけたイギリス湖水地方で毎年6月の最終週末2日間で開催されるWoolFestについて、関心のある方もいらっしゃるかと思いますので、少し書いてみます。WoolFestのことはウエブサイト(英語です)をご覧ください。これまで日本の編み物雑誌で紹介されていますからメジャーなイベントかなと思いますが、実際は牧羊場の施設-羊がいる囲いがあるーに牧羊家やファーム、小さな会社、個人店がブースを出しています。だから場内は、羊羊したにおいが漂っています。おりしも初日はどしゃ降りの雨、場内は人であふれ、湿度も高かったでしょうが、気温が低かったのが幸いでした、 原毛やトップ、フェルトワークに関連した商品販売やデモンストレーション・ワークショップがいろいろ用意されていましたから、それ目当ての方に充実した2日間です。 日本からは私を含むグループの他は東京のウールショップ主催のツアーメンバー10数名ほどに出会いました。場所がロンドンやマンチェスターでもない、湖水地方のコッカーマスという小さな町の郊外、わたしの知る範囲ではロンドンから鉄道でリーズに出て、リーズからカーライルまでは、人気の鉄道観光、カーライル鉄道を利用し、カーライルから地方バスで1時間と少しでコッカーマスに到着というルート。今回直行便のない大阪からはアムステルダム経由しニューキャッスルから鉄道でカーライル、バスでコッカーマスというルートでした。最後のバスはカーライルから所要時間1時間と少しですが、果てしなく拡がる草地や畑地の間のがたがた道を、外の雨を気遣うこともなく、けっこうなスピードで走るので、荷物を押さえていても体が飛び跳ねるような縦揺れ体験をし、下車した後は軽い筋肉痛が残りました。 そんなこんなで、到着したコッカーマスは洗練された美しい町並みに画材、カード、文具を扱う店が多かった。英国の有名な作家ワーズワーズの生誕地とあったので、その影響から? ツアーに参加もいいですが、せっかくそこまで行くならそこはもう湖水地方の中、観光地を巡りながらの旅を計画するのもいいです。WoolFestの開かれる6月末は湖水地方は日中もまだ涼しいですが、バラを始めとした花の美しいシーズンでどの町も花であふれていました。 旅の話はこれにて、次はRowanMagazine54号作品紹介です。
by roomamie
| 2013-07-23 12:04
| 小さな糸屋の暮らし
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